よく使われる欧文フォント Part1
みなさまこんにちは、Film.hmです。
今日は動画を作成する際に一つの重要なポイントとなる「文字」についてです。
動画やサムネイルとなる写真に文字を入れる際、気をつけるべきポイントはたくさんあります。例えば、タイトルの内容に始まり、文字のフォント、文字同士の間隔であるカーニング、行間、色、大きさなどが挙げられます。今回は人を惹きつけるタイトルに必要な要素のうち、フォントにフォーカスしてみようと思います。
我々が普段用いる一般的なフォントは、欧文フォントと和文フォントに分けられます。まず今回は、よく使われる欧文フォントについて簡単にご紹介したいと思います。
1.Adobe Clean(サンセリフ)
私たちがとてもお世話になってるAdobeの名前のついたフォント。Adobe Creative Cloudのフォントで使われているため、一度は見たことのあるフォントかと思います。
(画像:https://www.adobe.com/jp/より)
2.Futura(サンセリフ)
かわいいと評判のFutura。非常に一般的に広く使用されているフォントで、LOUISVUITTONさんやHewlett PackardさんのロゴもこのFuturaが使われています。ちょっとした高級感を出すのに便利なフォントです。
3.Times New Roman(セリフ)
カッチリとしたTimes New Romanのフォントは誰もが一度はどこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。イギリスのタイムズ紙が開発したフォントで、洋画の中で登場する新聞では多くがこのフォントが使用されています。
(画像:https://www.thetimes.co.uk/より)
4.Didot(セリフ)
優雅な印象のこのフォントはDidot。アメリカの女性雑誌であるVOGUEにもこのフォントが使用されており、個人的には素敵な芯の強い女性のイメージが強いフォントです。
(画像:https://www.vogue.co.jp/より)
5.Helvetica(サンセリフ)
もっとも名前の知れたフォントであるHelvetica。もっとも汎用性が高く、Macには標準搭載されています。一方、Windowsには入っていないため、Helveticaに似たArialがよく使われています。
6.Arial(サンセリフ)
みてもらうとわかるように、一見するとHelveticaのように見えます。両者を比較すると、Helveticaの方がより直線的な印象があり、Arialは文字の切れ目などが斜めになっているものがあり、やや細身の印象があります。特に大文字のQや小文字のaやtでそれぞれの直腸が出ているかと思います。
慣れないとなかなか両者の違いを見分けることが難しいことから、HelveticaとArialを当てるゲームなるものも登場しています(笑)みなさまもぜひ以下のリンクから挑戦してみてください!
7.Impact(サンセリフ)
力強い印象のImpact。EDM系の音楽を使用する際は、私たちもその名の通りこのようなインパクトのあるこのフォントを使用したりします。
8.Gill Sans(サンセリフ)
丸みを持った優しい雰囲気をまとったGill Sans。その可愛らしさと視認性の高さから広く人気のあるフォントの一つです。小文字のgが非常に特徴的で、Gill Sansのホームページに掲載されている画像にもこの小文字のgのデザインが大体的に乗っています。
9.DIN Condensed(サンセリフ)
名前の通り凝縮されて縦に長いDIN Condensed。駅で見られる駅名表示板でも使用されています。下の画像の京成電鉄の場合だと、円の中に書かれているKSがDIN Condensedとなり、ローマ字表記のKeisei Hikihuneなどの文字がDIN Condensedよりも少し丸みを帯びたDIN Mediumと言うフォントになります。
よく利用することの多いだろう山手線新宿駅の場合も先ほど同様DIN Mediumが使用されています。(https://www.jreast.co.jp/press/2016/20160402.pdfより)
ここまでお読みいただきありがとうございます。次回は、和文フォントについてまとめてみようと思います。参考にしていただければ嬉しいです。それでは!
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